我が家では、香炉も線香立ても同じ意味で使っていて、お仏壇やお墓の線香を立てる器のことをそう呼んでいます。本来香炉とは、お香を焚くための器ですけどね。
家庭のお仏壇で使う香炉や線香立ては、それだけで使えるものは少なく、器の中に香炉灰や砂を入れて使います。その香炉灰や砂の量は、少なすぎると線香が倒れる場合があり、危険です。
上の写真のような香炉や線香立てのサイズは、直径を「寸」で表します。
3寸サイズ、つまり直径が9cmの器なら、100gの香炉灰が必要です。
4寸サイズの大きな香炉や線香立てをお使いのご家庭は少ないかもしれませんが、150gの香炉灰が必要です。
おすすめの香炉灰
国産白い珪藻土香炉灰 200g ハス形灰ならし付き
この香炉灰があれば、3寸なら2回分、4寸なら1回分の交換ができます。
このような珪藻土の香炉灰を使っていても、毎日、お仏壇に手を合わせ、お線香を利用していると、どうしても線香の燃えカスなどがたまり、線香が立てにくくなります。
そんなときは、香炉灰の交換の前に、香炉灰の掃除がおすすめです。
灰の掃除グッズはたくさんあります。中には電動タイプの高価なものもあります。
おすすめの香炉灰の掃除グッズ
香炉灰を全部この器に入れて、灰全体をきれいにする「灰ふるい器」です。
灰全体をかき混ぜてふるいにかけますから、小さな粒や、固まりかけたいた灰がもとの小さな粒に戻ります。
また、軽量スプーンのように丸い形をした灰ふるい器もあります。器の側面の灰も残さずきれいにすくうことができます。
ササッと簡単に香炉灰のお掃除ができて便利ですね。
どちらを使うかは、お好みですが、私は、スプーンタイプでは、灰をこぼしたりして周りを汚してしまうので、灰全体をふるいにかけるタイプを利用しています。
まとめ
おすすめの香炉灰は、国産白い珪藻土香炉灰 200g ハス形灰ならし付き
おすすめの香炉灰の掃除グッズは、灰全体をきれいにする「灰ふるい器」
毎日のお参りで、ついつい後回しになる香炉灰のお掃除。この機会に香炉灰をきれいにされてはいかがでしょうか。