辞書は紙面に限りがあるので、改定されるごとに、時代に合わなくなった言葉や使われなくなった言葉が消え、新しい言葉を付け足していきます。
そんな消えた言葉を編纂したのが、三省堂の国語辞典から消えたことば辞典です。
「消えたことば辞典」は、三省堂国語辞典から削除された単語を収録した辞典です。「消えたことば辞典」の特徴をまとめました。
「消えたことば辞典」は、三省堂国語辞典から削除された約1,000の単語を、当時の紙面のまま拡大して収録しています。過去の辞書に載っていた単語の一部を再び見ることができます。
収録された単語には脚注がつけられており、一部の単語には時代背景が大活字で解説されています。
この辞典は、言葉の変遷や社会の変化を知る貴重な資料となっています。単語が削除された理由やその背景に触れることで、言語の変化や時代の流れを垣間見ることができます。
また、言葉の使用頻度や文化の変化によって、当時使われていた単語がどのように消えていったのかも理解することができます。
「消えたことば辞典」は、三省堂国語辞典の改訂によって姿を消した言葉を追体験できます。
言葉は時代とともに変化し、新たな表現が生まれる一方で、古くなった表現や用語も使われなくなっていきます。この辞典を通じて、過去の言葉の響きや意味を探求し、言葉の魅力や多様性を再認識することができます。
また、「消えたことば辞典」は、言葉の響きや使用されなくなった単語の意味に興味を持つ人々にとっても魅力的な資料です。
