祖父母が住んでいた家には、いろいろな置物がありました。信楽の狸の置物もありました。
その中でも、縁起物の置物で大切にしていたのが、「カエル」と「フクロウ」の置物です。
「カエル」は、無事に帰る、
「フクロウ」は、福が来る、
と、縁起がいい言葉との掛詞になっています。
床の間にあった置物で、祖父が気に入っていたのが、
フクロウの透かし彫りの置物です。
1本の木から彫ったフクロウで、体が透かし彫りになっています。透かし彫りの中に、小さなフクロウがいる、とても手のこんだものです。
福が2倍になると祖父が言っていました。
古くからあるものですが、今でも通販で手に入ります。
手作りで、一体一体、少しずつ表情が違うのも味わいがありますね。