梅雨の時期には、ジメジメした湿気を取るのにエアコンを使いますし、梅雨が終わり夏を迎えると、エアコンのない生活は考えられないほど、暑い日が続きます。
7月に入って、エアコンを使いたいときに、もしエアコンの調子が悪いと、修理に一週間以上かかる場合があります。7月8月は、エアコン関係の問い合わせが多くなり、販売も修理もピークとなるからです。
さて、最近のエアコンは、長い間使うことができます。中には、10年以上動き続けるエアコンもあります。我が家のエアコンは、15年以上使っても、冷たい風を出していました。
一般的には、エアコンの交換時期は、使用し始めてから10年過ぎた頃と言われます。製造年月を見ると、だいたい使っている期間がわかります。
10年以上フル稼働しているエアコンは、いつ壊れてもおかしくない状態で動いています。ご家庭では、一年中エアコンがフル稼働していることは少ないでしょうから、10年を目安に、異音や異臭がなければ、もうしばらくは使えるはずです。
さて、7月8月になると、エアコンの修理に時間がかかることが多くなります。ですから、事前に故障していないか確かめるために、エアコンの試運転をおすすめします。
試運転の時期は、5月下旬から6月上旬です。もし不具合があっても、比較的早く修理がしてもらえるからです。
試運転の仕方は、
・室温より4,5度低い温度に設定
・30分程度運転
異音や異臭がないか、そして、冷風が出ているか確かめてください。
30分ほど試運転しますから、この間に、フィルターやエアコン内部の掃除ができます。ホコリやカビを取り除いてくださいね。
エアコン内部の掃除には、エアコン洗浄スプレーがお役に立ちます。
らくハピ エアコン洗浄スプレー、消臭・除菌・防カビ [無香性 420mLx2本]
また、エアコン送風口付近のホコリ取りには、こんなエアコン専用ブラシが使いやすいです。
本体だけでなく、室外機の点検も大切です。
ドレンホースと言って、室外に水を出すホースから水が出ているか確かめてください。
もし、ドレンホースが詰まっていたら、室内に水が逆流して、故障の原因となります。
業者さんに頼んでもドレンホースの詰まりをとってもらえますが、ご自宅でかんたんにホースのつまりを取り除くことができます。
「ドレンつまり取りポンプ」です。先端部をドレンホースに差し込んで、取っ手を引きます。すると、ホースの中のつまりが吸い出されます。
業者さんに頼むおりも、お安く解消できますね。
本格的にエアコンを使う前に、エアコンの試運転と掃除を済ませてくださいね。そして、必要なら早めにエアコンの交換をして、快適な夏をお過ごしください。